フローリング(床材)・壁板専門店 森の音(もりのね)
樹種について
オーク
オーク
硬く耐久性に優れた材質と高級家具にも使用される上質な仕上がり面。独特の存在感を持つ木目や木肌で人気の樹種。
オークはブナ科コナラ属の総称で、日本語では、楢(ナラ:落葉樹)または、樫(カシ)と言われますが、楢を指すのが一般的です。樫と呼ばれるようになったのは、明治時代の翻訳家の思い込みからの誤訳との説があります。
辺材は淡黄白色、心材は淡黄褐色をしており、木目は通直で比較的はっきり現れ、環孔材のため肌目は粗くなっています。しばしば、柾目面に「斑」と呼ばれる独特の模様があり、個性的な表情を見せてくれます。大きく虎の毛のような斑点模様に見えるものを「シルバーグレイン(虎斑/銀杢)」と呼んでいます。
材自体は比較的硬いので加工には手間がかかりますが、仕上がりは良く、耐久性に優れています。
堅く耐久性があるため、建材としても使われますが、主に高級家具の材料、フローリングなどの内装材などにも用いられます。また、柔軟性があり水を通さないことからウイスキーやブランデー、ワインの貯蔵樽としても利用されています。
オークの用途
高級家具用材として評価は高く、その他床材、建築材、造作材など幅広く用いられています。特にウイスキーやぶどう酒の樽には欠くことの出来ないものです。
オークの色調
心材の色は淡黄褐色ないし褐色、辺材は淡黄白色です。柾目面にシルバーグレイン(虎斑・とらふ)が現れます。
オークの材質
木目は通直、環孔材のため肌目は粗くなっています。材は重硬、耐久性はあるが乾燥の際に狂いや割れが出やすく、加工はやや困難ですが仕上がりは良好です。
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